頭の中で構築された設定と世界観

天上の世界 メモ帳&設定シリーズ

どうもこんばんわ。ユウギリです。

中々、というより滅多に更新出来なくてすみません泣

投稿している二次創作である『深淵セラフ』や今考えている一次創作など、色々考えつつも、AIなどを用いて案を考えてはいるんですが……これがまた、脳の処理が遅くなって落ちるような感覚で、アイデアが全く思い浮かばない状態が続いてしまっている状況です泣

このまま処理落ちのままはダメなので、一旦これといったキャラ設定や世界観をここに投稿します。

前回のが完全に愚痴感が凄まじいものになってしまったので、ここらで創作らしいものにいたします!

それでは、どうぞ!

《原初の悪魔》たち “純血種”と“混血種” について

無幻

 原初世界から存在し、《原初の悪魔》が住まう異界。紅い月と荒野、サリターンが作った悪魔が無限に生まれる“湖”しかない世界。今では人間たちが作った建造物と似たような建物がいくつかある。元々、生き物がいない世界だと思われていた。

《原初の悪魔》“純血種”/“神魔”

 全ての悪魔と魔族の祖であり始まりでもある種族。そして本物の《原初の悪魔》のこと。半鉱物・半概念的存在であり、生き物に必要な食事も睡眠も必要なく、不老不死。全ての個体の性格は基本的に気まぐれで、倫理はやや崩壊している。上下関係なんてない。みんな自由気ままに過ごしている。気まますぎて全力の戦闘なんてやったことがない。

 現存している“純血種”は自我が薄い個体・“非我”がほとんどで、それらの戦闘能力は皆無。自我が強く持った個体は少なく、確認できたのは五体のみ(他にいる可能性がある)。自我が強く長く生きている者ほど強いということはなく、ある一体を除いた他四体は自我も力も強いが長くても数十万年程度しか生きていない(これでも若い方)。残りの一体は“無幻”が発生したばかりの頃から生きているとんでもないほどの長寿個体で、その全てが規格外。その一体だけ、神の大権能『概念操作』での消滅ができないほど、存在力が強い。

 基本的なスペックと純粋な力で、“混血種”や神を余裕で凌駕しているとつい最近解明した。それ故に、近年ではこの“純血種”を魔神たちの総称・“神魔”と呼称するようになった。本来天使しか操ることが出来ない『光』を自由自在にコントロールすることが出来る。また、その容姿は人とかけ離れたものが多いが、ごく稀に人型もいる。

《原初の悪魔》“混血種”/“原初の悪魔”

 非我の“純血種”に、元創世の神だった邪神サリターンの力を入れ込んで改造した個体同士が、ぐちゃぐちゃに混じって出来上がった“湖”から無限に生まれ続ける、神と悪魔のハーフの個体のこと。“純血種”と同じように不老不死だが、心臓が唯一の弱点。常識を知った上で大胆に悪事を行う。上下関係に厳しい。完全実力主義の弱肉強食。一番に数が多い。【深淵】アルシエルと【黒き根源】アザトゥの元の種族。存在している全ての悪魔の大元。

 堕ちたとはいえ、神の因子が混じっているせいで自我持ちの“純血種”よりも弱体化している。一番に『世界』に対して大暴れしまくっているので今までこの“混血種”が本物の《原初の悪魔》と誤認されていた。今現在では“純血種”と区別するために呼び方はそのままになっている。『概念操作』での抹消が可能。人型が基本の姿で、その姿の上に蝙蝠の翼と角と尻尾が生えている。

シエル

 “純血種”の一体にして、無幻が原初世界として成り立ったばかりの頃から生きている最古参の悪魔。現在では“神魔”、“魔神”、“邪神”と謳われる。どこで覚えたのか、やや語り口調で礼儀正しく丁寧に話す。気まぐれを具現化したような存在。気まぐれの戯れで、紙風船を壊すような感覚で『世界』をいくつか滅ぼしているレベル。故に、正式に【魔神王】と言われるようになった。

 男性体。とある黄金卿に酷似した姿をしており、六対十二枚の黒翼、鬼と天使の輪を混ぜたような黒角、長い黒の尻尾を生やしている。生来からこの容姿は変わっていない。ちなみに、この姿からまた更なる変化があるとかないとか……?

 その力は絶大。最高神と謳われている神々を指一本で殺せるほどで、最高であり最強の神である【原点】アザトゥと殺し合えるほど強い。決着はついていない。曰く、互いに魔力切れ、神力切れで倒れただけという。アザトゥの『概念操作』による存在抹消が通じないほどの存在力を保有しており、適当に学んだという魔法、剣技、格闘技は“適当”とは思えないほどに洗練されたものである。

 神ですら手に終えない、正真正銘本物の規格外の中の規格外の中の規格外な化け物。しかし今はゲームに夢中。日本のサブカルが上手いこと彼の気を引いている。

 力の序列で例えると、確実に一番目。

ルルベ

 “純血種”の一体にして、自我を強く持った個体の中では一番若い悪魔。シエルに懐いている。人見知りで、いつも誰かにくっついている。可愛いと有名。シエル直伝の魔法を習っている真っ最中。

 少年体。真っ黒な体毛の狼人間のような姿で、犬が扱う遊びに夢中になることが多い。しかし、戦闘になれば一撃で命を刈り取る爪と牙を使って蹂躙する。

 力の序列で例えると四番目辺り。だがその実力はゼウスと張り合える。

ファル

 “純血種”の一体にして、ルルベと同時期に生まれたがちょっと年上な悪魔。同じようにシエルに懐いており、よくルルベといがみ合っている。気が強い。けど少し距離を置くと甘えてくる。

 少女体。真っ黒い羽毛を持ち、猫耳で手が翼、足は鉤爪の鳥人間・ハーピー型で、よく空を飛んでいる。

 力の序列で例えると五番目辺り。ルルベといい勝負。

ジアヴ

 “純血種”の一体にして、シエルの次に生まれた悪魔。よくシエルの血を吸血している。下手すると欲情しそうな勢いである。そんな調子なので、年下のヴィヴィにどやされることが多い。数十万ほどの年月を生きているせいで勘違いされやすいが、シエルとの歳の差はエゲツないほど開いている。

 男性体。シエルほどではないが美形の部類に入る容姿をしている。唯一の人型だが、変身すると蝙蝠翼を出現させ、鉤爪のようなものも生える。

 シエルの血を摂取しているので、力の序列で例えると二番目辺り。

ヴィヴィ

 “純血種”の一体にして、ジアヴの次に生まれた悪魔。ルルベとファルの面倒をよく見ているお母さん的ポジション。ジアヴの暴走をよく止めている。

 女性体。傾国の美女に部類するほどに整っている。その下半身は蛇のようになったラミア型だが、自由に人型になれる。ジアヴと同じように変身が可能で、蝙蝠翼が生え鱗を生えさせて龍体になる。

 力の序列で例えると、三番目辺り。

邪神サリターン

 始祖直系の祖先を持つ創世の神でありながらあまりの傲慢さと強欲により、多くの人間を死に追いやり、多くの天使を消滅させた罪により堕天した神。非我の“純血種”に手を加えて、“混血種”を創った悪魔の祖。男性の姿をしている。

 初めは“神魔”の中で唯一強い個体であったシエルを取り込んで神に返り咲こうとしたものの、シエルには手も足も出ず返り討ちにされた。それをきっかけに“混血種”を作り上げ、その中で選りすぐりに強い個体を取り込もうと画策したが、別の生贄として手塩かけて育てていたアザトゥは脱走し、彼の弟であるアルシエルに倒された。どちらも消滅寸前まで追い込まれたので、それ以降関わらないようにしている。

 結局失敗に終わったので、それらとは別の方法で神に返り咲こうとしている。

 しかし彼には、彼自身も知らない“歪み”があるらしい……

最古から存在している神/根源について

『根源』

 某運命に出てくる、万物の始まりにして終焉そのものと全く同じ。「 」とも称される。

 しかし、その『根源』は一部しかなく、時には宝石として、時には動物として、時には生命を生み出す海として、時には世界の外にある空間として、時には自我を持った神として存在している。【黒き根源】の方のアザトゥが生まれ付きあった『根源』も、この海に該当する。

 一番の最古で、強く、自我を持って存在しているのは『始祖』とアザトゥのみ。

『陰陽の根源』

 陰陽図のように、黒と白の勾玉に分かれた宝石の形をした『根源』。アルシエルに取り込まれて、彼の力の源になった。

 星の数ほどある宝石型の『根源』の中で一番力を持ったモノであり、自我を持っていないことを除けばその力は始祖に匹敵する。

始祖/ヤハウェ

 『世界』を生み出した始まりの神。『ヤハウェ』と同一。女性にも男性にもなれる。無色透明の『根源』が自我を持った形。非我の時点で世界を七日かけて作り上げた、規格外の神。サリターンは直系の子孫に該当している。

 唯一の“氏族”であるアザトゥのことを気にかけており、無茶しないかと心配している。

 保有している権能は『概念操作』。『根源』の力を最大限に発揮できる、極致にして原点の大権能。しかしデメリットもあり、大きく権能を使用すると“運命の余波”というものが発生して、その余波に巻き込まれて『世界』の命運が消えてしまう危険性がある。

【原点】アザトゥ

 始祖と同時期に生まれた神にして、唯一の“氏族”。生まれた時から何もかもを持っていた存在で、“男性”で固定されていることを除けば、その神力も権能も始祖を余裕で超越している。規格外の中の規格外の神。

 その容姿は色を除いてシエルと瓜二つ。真っ白な姿が相まって、一時期〝対〟でないかと言われた。

 保有している権能は始祖と同じ『概念操作』。しかし、多少の制限がかかる始祖の権能と違い無制限で、“運命の余波”を起こさずに大きく権能を使用することが出来る。

 長く存在しているにも関わらず、世界に降り立ったことのない“箱入り息子”のような状態。しかし、シエルとの死闘で戦闘能力も権能の使い方も様になり、悪意を誰よりも敏感に感じ取ることが出来るようになった。

 ある存在に対しては苦手意識が強い。彼の“悪意のない行動”が“世界滅亡”につながることに違和感しかなく、戸惑いしかない。

外なる神に該当する始まりの神々

アザトース

 【始祖】やアザトゥと同時期に存在していた神。【魔皇(デーモン・スルターン)】とも呼ばれる、『外なる神』『旧支配者』を創り出した本物の魔王。アザトゥと同じように生まれた時から何もかもを持っていた存在で、この世で最も強い規格外の中の規格外の中の規格外の中の、無敵の神。下手すれば【始祖】やアザトゥが生まれる前より存在していた可能性がある。

 内容は多少違うものの、『クトゥルフ神話』の未完の東方奇譚『アザトース』に出てくる当人である。とある人間が、休眠期に入って眠っていたアザトースと偶然意識が繋がったことによって、この神話は生まれた。旧神(エルダー・ゴッズ)もとい【始祖】たちとは敵対しているものの、アザトース当人はあまり気にしていない。

 容姿は【原点】と近しい姿形を持っているが、その六対十二枚の翼は真黒に染まっており、長い尻尾は黒い毛に覆われ、一目見れば『悪魔』と遜色ない姿をしている。

 無敵の神、というように、現存している三柱の“始まりの神”の中で、ダントツに最強。

ウボ=サスラ

 アザトースの後に生まれ落ちて、ずっと行動を共にしている神。瓜二つの容姿をしており、アザトースの『弟』にあたる。『兄』であるアザトースほどではないものの、万物を創造するほどの力を持っている。

 ……しかし、兄にその存在を知られていないらしく、その事実を知った時は激しく嘆いていた。

以上が、活躍するであろう神々と悪魔であります。

試行錯誤しながら、頑張って投稿していきたいです……!

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